Mother…Mを取ったら他人です。そういや昔トライさんが言ってたよね。

日記
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こう見えて40年以上も女性やってます。
ええ。
母性ってものも本能的にそこそこは持ち合わせてるつもりではおります。

四十路にもなると周りの友達、大抵は子供居るし(それも結構デカめ)
職場では同僚が一日一回は必然的に子供の話をするよね〜
そういう時って心の中では、ほんの少し…いや、かなりアウェー戦繰り広げてるのね。
私だけ語れねえし!
そもそも、子供ネタなんてねえし!!
てか、そこはドラマとかワイドショーネタで良くない?

そこはかとなく漂うアウェー感をビシバシと肌で感じる。
来る日も来る日も、デッカい敵と戦い続けてる。

だってさ私、四十路で独身。
故に子無しです。
イエッス!世間でよく言うおひとり様。
こん時ばかりは気ままでフリーダムなおひとり様ライフを送ってる自分を少しばっか呪ってまう。
毎日、毎日、来る日も来る日も孤独との戦い。
でもね、決して敵に悟られてはならない。
孤独に苛まれプルプル震えながら歯をガチガチ言わせてる姿なんて私には似合わない。
何故なら私は、自由気ままなおひとり様ライフを送る素敵な四十路だから(のつもり)

なもんでね、心の隙を他人に見破られぬ様、今日も頑張る。
そんな他所様の御子息や御令嬢の何のオチもない話をキャッキャ笑いながら聞いては、
ヨッ、待ってました~!ってな具合に
「〇〇ちゃん(子供の名前)可愛いよね~♡」
なんちゃって。
絶妙な匙加減で相槌という名のスマッシュを打って打って打ちまくる。
金メダル級の相槌が決まった日にゃ「チョレイ!」なんて心の中で叫んでるってもんよ…
でよ、最後は絶妙な具合にツッコミを入れたり無邪気さやお利口さんっぷりを褒めちぎっては親御さんを喜ばせたりなんかしちゃってさ。
自分で言うのも何ですが、もうプロ級なのね。
30代っていう航海を経て数々の荒波や葛藤を乗り越えた今だから出来る、熟練の職人技。
マジ私、匠だわ。

ある意味、プロフェッショナルな私。
相槌のプロ。
なんつーか気付いたらそんな感じになってました的やつ?
相槌は私にとって天職です的なね…
そのうちプロフェッショナル仕事の流儀か情熱大陸からオファー来ちゃうんじゃないかって。
最近じゃスマホの着信音が鳴るたび本気でドキドキする日々を送ってる。




そして毎晩、湯船に浸かりながら丁重にお断りする練習を脳内でリハーサルするの。

私のプロフェッショナル相槌を目の当たりにした人達は、そりゃまぁ私のこと3度の飯より子供好きな人だと思ってるだろう。
慈愛に満ちた女性→→なのに、独身→→そして四十路。
この先の道のりを勝手に想像されたらなんて思うとゾッとする。
少し切なくも憐れむ様な目で見られている感が否めない今日この頃。

でもね、でもねホントのところ此処だけの話…

私、あんまり子供好きじゃないのね。
はい、爆弾発言。
もう一回言っとくわ!
子供、好きじゃないの。どっちかっつーと苦手なの(テへッ☆)

なもんだから、プロフェッショナル相槌はプロフェッショナル偽善相槌なのが、はい正解!
プロフェッショナル仕事の流儀や情熱大陸に万が一にでも出演してみようなら、さぁ大変。
ドキュメンタリー番組で褒められ煽られ、変なアドレナリン出まくりんぐでカッコ付けて自分語っちゃったりなんかした成れの果てには、はーっどっこい!まっさかさまに堕ちてdesire

もうね、酔いしれて自分語ってたあの日の私を炎の様に燃やしてやりたい。

でもって世間、騒がしちゃうよね。
後は任せた。
ありがとう文春!センテンススプリング!ってな具合に強制的に自粛に入らざる得なくなる。

「STAP細胞はあります!」
涙ながらに会見とか開かないといけなくなるわ。

てな感じで何が言いたいかってと、こんな感じで年を追うごとに母性本能とやらが目減りしていってる気がするんですよね。
今まで生きてきた中で大事大事に育ててきた母性本能。
一番脂の乗り切った20代後半から30代、待てど暮らせど出番がなかった母性本能…

今じゃ私の中の母性が干上がってカッラカラ。

あんなにボーボーと生い茂っていた母性。

豊作だ!豊作なんて言われてた私の母性は日の目を浴びることなく地球温暖化も相まって、どんどん砂漠化していった。
ウォーターーー!なんて叫びながら井戸水を汲み上げようにも井戸も干上がって、あっちもこっちもとっ散らかって結局、諦めるの。
だって邪魔臭いから。
だから母性本能の沙漠化は年々進んでいくの。

でも、たまに訪れる女性に生まれたからには誰かに母性本能を注ぎたい願望。
とにかく誰かに母性本能をくすぐられたい。
そして私の母性がまだ生きてることを確かめてみたいの!

てな具合で、本日の私。
母性本能の在り処を探すべくMother、一気見しています。